今年も桜の季節になりました。
この時期になると、やっぱり外を歩きたくなります。
けれど今年は、少しだけ「花より団子」です。
桜を眺めながら、気になっていたお店へ。
渋谷区幡ヶ谷にある、ふるや古賀音庵の「黒胡麻だんご」を買いに行ってきました。
箱を開けてみると、そこには一面の胡麻。
おだんごが見えないほど、たっぷりとまぶされています。
この中に埋もれているおだんごを、そっと掘り出していく時間がなんとも楽しくて、
まるで小さな宝探しのよう。
見つけて、持ち上げて、そのままひと口。
甘さは控えめで、ほんのりとした塩気。
そして何より、胡麻そのものの香ばしさが、すっと広がります。
余計なものがなくて、素材の味をそのまま楽しめる、そんな印象でした。
5本入りのみの販売で、しかも賞味期限は当日。
食べ切れるかなと少し迷いましたが、その心配は必要ありませんでした。
気づけば、あっという間に完食。
満たされた気持ちだけが残っていました。
掘り出すときも、食べるときも、テーブルが胡麻だらけになるのもなんだか楽しくて。
そんな小さな体験も含めて、心に残るお菓子でした。
あのたっぷりの胡麻。
残った分は、胡麻和えにしたり、ホットミルクに入れたりして楽しめるそうです。
最後まで無駄なく味わえるのも、うれしいところです。
またひとつ、好きな味が増えました。

