息子の結婚が決まり、2週間後に両家の顔合わせがあります。
嬉しいはずなのに、どこか落ち着かない。
気がつくと、あれこれ考えてしまい、心がそわそわと揺れる日が続いています。
2年ほど前から彼女と同棲していたので、
いつかこういう日が来るのだろうとは思っていました。
頭では分かっていたはずなのに、
いざその時が近づくと、
どうしたらいいのだろう。
何が正解なのだろう。
そんな思いが、次から次へと浮かんできます。
まずは何を着て行こう。
手土産は何がいいのだろう。
当日の食事代はどうする?
挨拶はどんなふうに?
母子家庭とはいえ、息子の母として、きちんとしていなければ——
そう思えば思うほど、考えはまとまらず、気持ちばかりが少し空回りしてしまいます。
ひと通り悩んで、少し疲れて、
ようやくひとつ、気づいたことがありました。
顔合わせは、お相手のご家族と「はじめまして」を交わす日。
失礼があってはいけないけれど、
必要以上に整えすぎなくてもいいのかもしれない、と。
上手に話すことよりも、
きちんと相手のご家族に向き合うこと。
その気持ちが伝われば、それで十分なのではないかと、思えるようになりました。
当日はきっと緊張してしまうと思います。
それでも、ひとつだけ、心の中で決めていることがあります。
「息子をよろしくお願いします」
まだまだ未熟なところもあるかと思いますが、
これから家族として、温かくお付き合いいただけたら嬉しいです。
その思いが、きちんと伝われば——それで十分です。
顔合わせの日が近づくにつれて、
揺れていた気持ちも、少しずつ落ち着いてきました。
きっと当日は、思っているよりも穏やかな時間になるはずです。
そう信じて、今は静かに、その日を待ちたいと思います。

