1年間のお金と暮らしの振り返り。
早期退職して、1年が経ちました。
今日は、働かずに過ごしたこの1年間の”お金と暮らし”を、
ざっくり振り返ってみたいと思います。
退職を決めたとき、やっぱりいちばん不安だったのはお金のことでした。
これまでコツコツ貯めてきた資産と退職金。
それを頼りに、取り崩しの生活が始まりました。
幸いこの1年は、雇用保険の給付もあり、
少し心に余裕をもって過ごすことができました。
◼ 雇用保険と配当金で、最低限の収入は確保
この1年の主な収入は、雇用保険と株の配当金。
確定申告での税金の還付もあり、ありがたい存在でした。
- 雇用保険の受給総額:約93万円
- 株の配当金:約58万円
- 国税還付金:約15万円
これを合わせると、およそ166万円ほどの収入に。
お給料のような安定収入ではないものの、生活費の大きな助けになりました。
◼ 毎月の生活費は、家賃込みで約25万円
生活費は、だいたい毎月25万円ほど。
これには家賃(約10万円)も含まれています。
ずっと家にいる生活だと、光熱費や食費も想像以上にかさみました。
節約は意識していたつもりでも、働いていた頃と大きくは変わらない生活水準に。
でもそれは、“今の暮らし”が自分にとって心地よかった証かもしれません。
◼ 自分へのご褒美も忘れずに
この1年、ちょっとした贅沢もしました。
- ひとりで気ままに行った国内旅行:約20万円
- 両親を連れての温泉旅行:約30万円
33年間働き続けた自分へのご褒美。
そして、支えてくれた両親への感謝の気持ち。
これらの出費は、「使ってよかった」と心から思えるものでした。
◼ 資産の8割は株式。ドキドキもありました
私の資産の約8割は株式投資です。
当面の生活費は、安全資産で確保していましたが、
この1年で2回ほど大きな下落があり、さすがにヒヤッとしました。
“株の値動き=自分の安心感”に直結するような感覚もあり、
資産配分のも“年齢なりのバランス”が必要だと実感しました。
◼ 退職から1年。お金は減らなかったけれど・・・
幸い運用がうまくいったこともあり、
結果的に退職時より+145万円の資産増となりました。
ありがたいことに、お金は減らなかった1年でした。
もちろん、これからも同じようにいくとは限りません。
でも、守るだけの生活は、やっぱりちょっとつまらない。
必要なときには使う。
自分のペースで、収入も少しずつ得ていく。
そんな暮らし方を、これから考えていきたいと思います。
◼ 最後に
お金の不安は、誰にとっても大きなテーマ。
とくに、ひとり暮らしで早期退職となると、なおさらです。
でも、1年を過ごしてみて思うのは――
退職はゴールではなく、新しいスタートだったということ。
自分の暮らしを、自分で選ぶことができる。
それって、ちょっと怖くて、でもすごく自由なこと。
これからも、あまり背伸びせず、自分らしく。
心地よい暮らしを探しながら、いくつになっても未来にワクワクしながら。
そして、いつでも自分で選び直せるんだ――そんなふうに感じられた1年でした。
50代、これからも”ぼちぼちマイペース”で歩いていこうと思います。